二次感情
にじかんじょう
本当の気持ち(一次感情)を守ろうとする、防衛反応の中で表に出てくる「仮面」の感情のことです。 怒りやイライラなどがこれにあたります。

構造
二次感情や防衛行動の奥には、多くの場合、対応する一次感情が隠れています。
表に出るもの | 奥にある一次感情 |
|---|---|
怒り(二次感情) | 傷ついた |
イライラ(二次感情) | 不安 |
嫉妬 | 愛されたい |
責める(防衛行動) | 分かってほしい |
無視(防衛行動) | 怖い |
コントロール(防衛行動) | 安心したい |
正論(防衛行動) | 認めてほしい |
二次感情が強くなる背景には、こんな理由があります。
愛着不安
過去の経験
我慢の積み重ね
自己否定
安心感の不足
よくある誤解
二次感情って、こういうものだと思われがちですが、実は違います。
二次感情そのものが悪いもの、というわけではない
抑え込むことが解決策ではない
二次感情を我慢することが「良い妻/良い夫」というわけでもない
具体例
夫婦の喧嘩、すれ違い、離婚危機
——そのほとんどは、「二次感情や防衛行動がぶつかり合い、一次感情が見えなくなっている状態」として説明できます。
例えば、妻の「なんで連絡くれないの」(責める=防衛行動)と、夫の「うるさいな」(イライラ=二次感情)がぶつかり合うと、その奥にある妻の「不安」も、夫の「責められたくない」という気持ちも、どちらも相手に届かなくなってしまいます。
ふじこ式
二次感情そのものを否定せず、「その奥に何があるのか」を探すことが、反応パターンを変える鍵になります。
相手の二次感情や防衛行動に対しても、怒りなどの感情や無視などの行動だけを見るのではなく、その奥にある一次感情を想像する姿勢を持つことが大切です。
